iOS 6から、アクセスガイドが追加されました。アクセスガイドは一言でいうと、デバイスのホームボタンを使えなくして、アプリの切換えをできないようにしたり、画面の特定の領域をタッチしても反応しないようにできる機能です。これを使うと、例えば教室などでこっそりYouTubeを見たり、他のアプリに切換えたり、編集や削除のボタンを反応しないようにできるので、利用者の注意を今使っているアプリに向けやすくなり、さらに誤操作も防止できます。

 

アクセスガイドを有効にする


設定アプリを立ち上げます。



一般をタッチ、少し下までスクロールして、アクセシビリティをタッチします。 


アクセスガイドをタッチします。 


(1) アクセスガイドのスィッチをオンにします。 
(2) パスコードを設定を押してください。 


4桁の数字を入力してください。パスコードは、アクセスガイドを開始/停止するのに使います。 


アクセスガイドを使う


使いたいアプリを起動します。ここでは、Voice4u JPを例に使います。



iPhone, iPod touch, またはiPadのホームボタンを3回素早く押してください (トリプルクリックしてください)。 


下のような画面に切り替わります。画面を指でなぞり、タッチさせたくない部分を囲むと、iOSが自動的に枠を作成してくれます。 他にも、以下のことができます。
  • 画面中央下のボタンをオフにすると、タッチ操作に反応できなくできます。。
  • 画面右下のボタンをオフにすると、デバイスの回転や振動に反応しなくできます。
  • アクセスガイドを使用中は、ホームボタンとスリープボタンが常に無効になります。


このように、自動的に枠ができました。 


他の部分にも、枠を作ります。アプリを使い始めるには、右上の開始ボタンを押してください。 


アクセスガイドを開始しました。タッチできない部分が影になっています。 


ホームボタンを押しても反応しません。 


アクセスガイドを終了する


アクセスガイドを終了するには、再度ホームボタンをトリプルクリックしてください。 


パスコードの入力を促されますので、パスコードを入力します。 


画面左上の終了ボタンを押します。 



iPhone, iPod touchでもできます


 説明にはiPadの画面を使用しましたが、iOS 6に対応したiPhone, iPod touchでもアクセスガイドがご利用いただけます。